飛行機を利用する機会が多い方へブログ:16/1/16


ミーは父母が本当に嫌いでした。

小さいころの記憶といえば、
家でビールに溺れる父親、
そのことで父親をなじるお母さん。

そしてその怒りを姉やミーにぶつけ、
姉はその怒りをミーにぶつけていました。

家には居場所がない…
子どもの時のミーは
そう考えるしかありませんでした。

以前、実家に帰った時に
小学生の時に作った壁掛けがあったはずなので、
お母さんに見せてほしいと頼むと、
「捨てた」と言いました。

ミーは当然のように聞きました。
「なんで捨てるねん、小学生のとき作った作品で唯一残ってるやつやん」

お母さんは言いました。
「あの壁掛け吐き気するくらいキライやねん。
灰色とかなんともいわれへん色ばっかりやから」

その通りです。
ミーがみても30秒が限界なのですから…
小学生の持つ明るさなどまったくなく、
絶望という言葉がふさわしいような色だけでした。

そして中学、高校と
表面的には普通の子どもでしたが
内面的にはどんどんゆがんでいきました。

変わることのない父親とお母さん、姉との確執。
その時のミーの望みはただひとつ、
「楽に死にたい」

何度も首をくくる練習もしました。
包丁をウエストにあてたりもしました。
このまま目が覚めなかったらいいのに…と
日々のように思っていました。

そしてある時、ミーは決めました。
「こいつらは赤の他人や」と。

そしてミーは一度だけ父母に言ったことがあります。
「こんなゆがんだ性格にしたのはあんたらのせいや、謝ってほしい」と。
父母は頭を下げました。

でも、そんなミーでも
今は少しづつ父親もお母さんも姉も
許せていっています。

姉に子どもが産まれ
実家で子どもたちと遊ぶようになった時に、
姉から
「ありがとう」と感謝をされたことで
ミーの中で何かがかわりはじめたんです。


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